山田養蜂場運営の研究拠点「山田養蜂場 健康科学研究所」が発信する、情報サイトです。ミツバチの恵み、自然の恵みについて、予防医学と環境共生の視点から研究を進めています。
みっちは、授業参観にママが来るのが楽しみ。なぜなら、「みっちのママ、若いね」って、友だちから言われるから。そんなママがいつも食べている「ゴマ」には、若さを保つ成分「セサミン」が…。
ハチロー博士: | みっちのママ、若いんだねぇ。ゴマを食べているって、若さの秘訣はそれかもしれないな。 |
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みっち: | ゴマを食べると、若く見られるの? |
ハチロー博士: | うん。ゴマは、体の酸化を防ぐ働きのある成分「セサミン」を含んでいるんだ。 |
みっち: | 酸化って? |
ハチロー博士: | 簡単にいうと、“サビる”ということだね。皮をむいたリンゴが茶色くなるのとも同じだ。息を吸ったら、体の中に酸素が入るよね。その酸素の一部が活性酸素になり、脂質と結びついて細胞を傷つけ、肌や血管、心臓などを酸化し、老化を速めるんだ。 |
みっち: | 老化の犯人は、そのサビとか、活性酸素っていうこと? |
ハチロー博士: | そう、重要な犯人のひとつだね。活性酸素は、細菌などを攻撃して取り除く働きもあるから、人の体には必要なのだけど、増えすぎると細胞にダメージを与えてしまう。激しい運動、ストレス、喫煙、紫外線、暴飲暴食、食品添加物、大気汚染、電磁波、放射線などで増えてしまうことがわかっているんだ。 |
みっち: | ふ~ん・・・。何かいい方法はないのかしら。 |
ハチロー博士: | もともと人間には、活性酸素を取り除く力、つまり抗酸化パワーが備わっている。しかし、その抗酸化パワーは40歳を過ぎた頃から急速にダウンしていく。だから、ゴマなどの食品で、衰えた抗酸化パワーを補い、活性酸素と戦わないといけないというわけだ。 |