山田養蜂場運営の研究拠点「山田養蜂場 健康科学研究所」が発信する、情報サイトです。ミツバチの恵み、自然の恵みについて、予防医学と環境共生の視点から研究を進めています。

グルコサミン 関節のクッション=軟骨をつくる成分

スムーズな歩行をサポートしてくれる成分、グルコサミン。心配顔で現れたおじいちゃん思いのみっちに、ハチロー博士がやさしく教えます。

年齢とともにすり減る
軟骨とグルコサミン

みっちとハチロー博士 プロフィール
ハチロー博士: みっち、どうした? なにか心配ごとでもありそうな顔だね。
みっち: うん、うちのおじいちゃんが、最近「ヒザが痛い」って言って、大好きだったウォーキングをやめてしまったの。「年のせいだ」って・・・。
ハチロー博士: なるほど、それは大変だね。年をとると、軟骨がすり減りやすいから、痛むことがある。年に関わらず、無理な動きをすると、軟骨がすり減ることもあるんだ。
みっち: 軟骨ってなあに?
ハチロー博士: 軟骨は、骨の表面をおおっていて、骨と骨がこすれ合う衝撃をやわらげるクッションの働きをしているんだ。だから、 軟骨が減ったら、骨と骨がじかにこすれ合って、痛みにつながるんだよ。
みっち: 骨と骨がこすれ合うのは、ヒザだけなの?
ハチロー博士: ヒジや肩などもね。つまり、あらゆる関節で起こりうる。人間にはたくさんの関節がある。そして、関節の動きをスムーズにするのが軟骨で、軟骨をつくっているのが「グルコサミン」という成分なんだ。
軟骨は関節のクッション材年齢とともに関節の機能は衰える