山田養蜂場運営の研究拠点「山田養蜂場 健康科学研究所」が発信する、情報サイトです。ミツバチの恵み、自然の恵みについて、予防医学と環境共生の視点から研究を進めています。
手足の先や腰などに耐えがたい“冷え”を感じる冷え症は、若い人から高齢者まで年齢にかかわらず、多くの女性を悩ませています。また、冷え症は不眠や肩こり、便秘、肌荒れ、疲労感、集中力の低下などにもつながり、生活の質を下げる大きな要因になっています。
近年、疲労感や肩こりの軽減などに関するローヤルゼリーの研究結果が報告されていることから、冷え症に対してもよい影響を及ぼすのではないかと考え、若い女性を対象に、信頼性の高いプラセボ対照二重盲検法による試験を実施しました。ローヤルゼリーを含む試験食を2週間摂ってもらった後、20℃の水に手を浸す「寒冷ストレス」をかけ、手指の表面温度を計測したところ、効率よく皮膚の表面温度が回復し、冷え症の改善に効果があるという結果が出ました。
女王蜂は、生まれたときから「女王蜂」なのではありません。働き蜂と女王蜂は、生まれたときはみんな同じ。遺伝子レベルでも違いはありません。それではどうやって女王蜂が誕生するのでしょう?
ミツバチは生まれるとすぐ、みんなにローヤルゼリーが与えられますが、ずっとローヤルゼリーを与え続けられた1匹だけが女王蜂になります。ローヤルゼリーを食べ続けることによって、ほかの働き蜂とは姿も性質もまったく違う蜂になるのです。つまり「ローヤルゼリーを食べ続ければ女王蜂になれる」といえるかもしれません。
女王蜂は、生まれたときから「女王蜂」なのではありません。働き蜂と女王蜂は、生まれたときはみんな同じ。遺伝子レベルでも違いはありません。それではどうやって女王蜂が誕生するのでしょう?
ミツバチは生まれるとすぐ、みんなにローヤルゼリーが与えられますが、ずっとローヤルゼリーを与え続けられた1匹だけが女王蜂になります。ローヤルゼリーを食べ続けることによって、ほかの働き蜂とは姿も性質もまったく違う蜂になるのです。つまり「ローヤルゼリーを食べ続ければ女王蜂になれる」といえるかもしれません。
女王蜂と働き蜂は、寿命も異なります。女王蜂の平均寿命は3~4年といわれていますが、7~8年生きたという記録もあります。
それに対して、働き蜂の寿命は数週間から数カ月。晩秋に成虫になる働き蜂は、冬を巣の中で過ごすので体力の消耗が少なく、寿命がやや長めですが、春から初秋に成虫になる働き蜂は、活動量が多く、短命です。女王蜂は卵を毎日産みながら、働き蜂の30 倍ほども長生きするのですから、“活動的で長寿”といえるかもしれません。