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ムズムズ・かゆみ・花粉と戦うために お悩みに関連する研究成果を知る

ムズムズ・かゆみ・花粉の悩みの正体

いつもだいたい決まった季節に目や鼻がムズムズしたり、目や体のかゆみなどの不調が起こる方。その原因は、花粉などによるアレルギーかもしれません。
アレルギーとは、のどや目、鼻を通じて体の外から入ってくる異物に対し、体の免疫機能が異常に反応してしまうものです。体が「異物」として認識する物質は、ダニの死骸などのハウスダストやカビなどさまざまですが、日本では、スギ花粉に代表される花粉の場合が多く、国民の40%以上がスギ花粉症を含むアレルギー性鼻炎に罹患しています。また、花粉症を含め、日本では2人に1人が何らかのアレルギーを持っているということもわかっています(厚生労働省「アレルギー疾患対策報告書」2011年3月)。

ムズムズ・かゆみ・花粉症の根本的な治療法はまだない

花粉症を含むアレルギーは、自分を異物の侵入から守るために本来必要な生体防御システムが、過剰に働いてしまうものです。異物を感知すると、免疫システムを作動させ、体内からヒスタミンという物質をたくさん放出し、くしゃみや鼻水、肌や粘膜のかゆみを起こして、体から排除するよう促します。
人間に免疫力は必要不可欠なものですが、かといってなぜ自分自身の体調までを悪くする“過剰防衛”が起こるのか、現代医学が発達した現在においても、はっきりした原因はわかっていません。
そのため、まだ根本的な治療法がなく、強いかゆみや鼻水、鼻づまりなどのつらい症状をやわらげたり、アレルギー反応の強さをおだやかに抑えるといった、対症療法に留まっているのが現状です。
適切な生体防御の助けとなり、多くの人を悩ませるアレルギー症状の改善に役立つ成分を求めて、当研究所でも研究を進めています。

ムズムズ・かゆみ・花粉についての当研究所の研究成果

●プロポリスはかゆみによるひっかき回数を減少させる

アレルギー反応でかゆみを起こさせる物質『ヒスタミン』を与える前にあらかじめプロポリスを与えておくと、かゆみが軽減することが明らかになりました。投与したプロポリスの濃度に比例してかゆみは減少しました。また、4週間投与すると、より少ない量でかゆみを減少させました。

(山田養蜂場/岡山大学 2006年1月共同研究、論文発表)

●プロポリスは花粉症が発症するまでの日数を延長させる

軽度のスギ花粉症患者80名を対象にしたプラセボ対照二重盲検試験において、ブラジル産プロポリスを、スギ花粉飛散前から12週間摂取した群では、花粉症の発症を遅らせることができました。

(山田養蜂場/鳥取大学 2010年3月共同研究、論文発表)

●プロポリス摂取後の鼻づまり発症率が減少

前記のヒト試験で、最もプロポリスを多く摂った群(450 mg/日)では、鼻づまりの発症率が低下しました。

(山田養蜂場/鳥取大学 2010年3月共同研究、論文発表)

●プロポリスが抗アレルギー効果を発現するメカニズムを解明

スギ花粉症患者の血液を用いて、試験管内で炎症関連物質(cys-ロイコトリエンなど)の量を測定した結果、ブラジル産プロポリスが炎症関連物質の放出を抑えていることが明らかになりました。

(山田養蜂場みつばち健康科学研究所 2010年2月論文発表)

●花粉荷含有プロポリス食品で花粉症治療薬の使用が減少

軽度のスギ花粉症の患者24名を対象にしたプラセボ対照二重盲検試験の結果、花粉荷含有プロポリス食品をスギ花粉飛散開始4週間前より12週間摂取した群では、花粉症治療薬の使用頻度が減っていることから、花粉症症状が軽快していることが確認されました。

(山田養蜂場/鳥取大学医学部 2011年1月共同研究、論文発表)

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