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気分の落ちこみと戦うために お悩みに関連する研究成果を知る

気分の落ち込みとは

現代社会はストレスにあふれています。
職場での複雑な人間関係や、長時間のパソコンでの作業、不規則な勤務による慢性的な睡眠不足。長期におよぶ経済的な不況から、精神的不安をかかえている人も少なくありません。
ストレスフルな社会状況を反映して、気分の落ち込みや食欲不振、不眠などの症状が現れるメンタルヘルスのトラブルが急増しています。
厚生労働省の行っている「患者調査」によれば、2008年にはうつ病を含む「気分障害」の患者数が100万人を超え、10年前の2倍に。そして、うつ病が関係することが多いとされている自殺による死亡は、年間3万人以上となり、交通事故死を上回っています。

気分の落ち込みの治療と予防

気分の落ち込みはどのように起こるのでしょうか。何も理由がない場合もありますが、多くはメンタルストレスをきっかけとしています。たとえばうつ病は、セロトニンやノルアドレナリンなど、脳内の神経伝達物質の働きが、慢性的なストレスによって悪くなることが原因です。
治療法としては、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬を用いた薬物療法があります。しかし、薬だけで簡単に治る病気ではありません。不安の原因を取り除いたり、十分な休息を確保したり、偏りのない適切な栄養を摂って、体力や血流を改善させたりなど、総合的に対処する努力が必要です。
“ストレス社会”の現代、気分が落ちこみがちな私たちのこころと体を、不安やストレスから守る知恵が切実に求められています。
当研究所でも予防医学の観点から、メンタルヘルスに役立つ成分を求めて研究を続けています。

気分の落ちこみ対策についての当研究所の研究成果

●ローヤルゼリーによる精神的な不安の解消・強迫性障害の改善効果

強い不安行動を示すモデルにローヤルゼリーを与えたところ、投与量が多いほど、不安が解消されているという結果が得られました。また、同様にローヤルゼリーの投与量が多いほど、強迫症状が改善していることが示唆される結果が得られました。

(山田養蜂場 2008年度みつばち研究助成基金採択研究/岡山大学大学院)

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