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血圧・コレステロールが気になる方に お悩みに関する研究成果を知る

血圧の異常とは

血液はポンプである心臓から、拍動のたびに血管を通って全身に送り出されています。血液が血管のなかを通るときに、血管壁にかかる圧力が「血圧」です。
血圧が高いと、血管に負担がかかり、動脈硬化が進み、血管の機能がうまく働かなくなってしまいます。放っておけば、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、腎障害など、大きな病気を引き起こします。
現在では50歳以上の人の7割近くが「高血圧」と診断*されており、高血圧関連の医療費は日本の医療費全体の30%以上と、莫大な費用がかかっています。(*厚生労働省「平成22年国民健康・栄養調査」)

コレステロールの異常とは

コレステロールは、大切な栄養素のひとつで、細胞膜や、ホルモン、胆汁酸などをつくる材料となります。しかし、血液中にコレステロールが多すぎると、血管内の壁に付着して、動脈硬化を進めてしまいます。この状態を高コレステロール血症(脂質異常症の1つ)と呼びます。この状態を放置しておくと、たまったコレステロールが原因で血管壁が厚くなり、血管をふさいでしまうため、細胞が生きていくのに必要な酸素など血液が全身に行き渡らなくなり、「脳梗塞」「心筋梗塞」などの大きな病気が起こるリスクになるのです。

高血圧・高コレステロール血症の予防と治療

高血圧、高コレステロール血症は、どちらも「生活習慣病」のひとつであり、生活習慣の改善により予防することができる病気です。
高血圧の予防のポイントは、食塩の摂りすぎに気をつけ、肥満を防ぐことに加え、血圧を上げる要因となるタバコを控えること。高コレステロール血症・脂質異常症の予防は、同様に肥満を予防し、動脈硬化を防ぐため、運動により血行を促して血管の弾力性を高めることなどがポイントになります。
高血圧・高コレステロール血症どちらにおいても、自覚できる症状がないまま進行するので、健診や医師の診断を受けたら、放置せずに直ちに対処を始めたいものです。

高血圧・高コレステロール血症(脂質異常症)予防についての当研究所の研究成果

●酵素分解ローヤルゼリーによるアポBタンパク質(高コレステロール血症の原因物質)の抑制

試験管内のヒト肝臓由来培養細胞に酵素分解ローヤルゼリーを加えると、高コレステロール血症の原因となるアポBタンパク質の分泌量を5分の1に抑制しました。

(山田養蜂場/近畿大学 2008年10月共同研究)

●高血圧を予防するローヤルゼリー

予備検査で血圧が高めの人(最高血圧130~159mmHg 、最低血圧85~99mmHg )を、2つのグループに分けて試験を行いました。
一方のグループには、ローヤルゼリーペプチドを含む錠剤を、もう一方のグループにはプラセボを12週間飲用してもらいました。
その結果、ローヤルゼリーペプチドを含む錠剤を飲用したグループでは、プラセボを飲用したグループと比較して、最高血圧と最低血圧の両方が飲用開始10週間後と12週間後に低下しました(図)。

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