山田養蜂場運営の研究拠点「みつばち健康科学研究所」が発信する、情報サイトです。ミツバチの恵み、自然の恵みについて、予防医学と環境共生の視点から研究を進めています。

明日葉 生活習慣病に役立つパワフル野菜

青汁の原料として有名なケールや大麦若葉よりも栄養成分が豊富で、血糖値やコレステロール値の改善にも役立つといわれる「明日葉」。ハチロー博士から明日葉について教えてもらったみっちは、美容成分のことも気になります。

糖尿病予防と明日葉の成分

みっち: うわあ、いろんな栄養素が・・・レタスの5倍とか、トマトの10倍とか、ピーマンの8倍とか、にんじんの5倍。明日葉ってすごいね!
ハチロー博士: そうだろう? ほかにも明日葉しか持っていない健康成分が、いま、すごく注目されているんだ。みっちは糖尿病っていう病気を知っているかな?
みっち: おばあちゃんが糖尿病だってパパが言ってたよ。ご飯とかお菓子とか食べ過ぎちゃいけないんでしょ?
ハチロー博士: よく知っているね。糖尿病は血液の中の糖、つまり血糖が多すぎることが原因で、いろんな症状が出る、生活習慣病のひとつだ。じつは、明日葉の“カルコン類”という健康成分が、血糖が上がるのを抑える機能があることがわかったんだ。糖尿病の予防作用が期待されているんだよ。

血糖の上昇抑制や抗菌作用 期待される明日葉の健康パワー

明日葉の葉や茎を切ると、黄色い汁が出ます。この汁に含まれているのがカルコン類。明日葉以外の植物には、ほとんど含まれていない貴重なポリフェノール系の成分です。血糖の上昇を抑制し、糖尿病の発症を抑えることが報告されています。

ヒトにおいても、細胞へのブドウ糖の取り込みを促すことで血糖値上昇を抑えるインスリンと似た働きをすると期待されています。また、カルコン類には、抗菌、抗酸化、抗炎症作用があり、血栓ができるのを抑えたり、内臓脂肪を解消する働きもあると考えられています。